菅首相、地銀再編の環境整備を指示 超低金利受け地銀7割が赤字・減益

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就任後初の記者会見をする菅義偉首相=首相官邸で2020年9月16日、竹内紀臣撮影
就任後初の記者会見をする菅義偉首相=首相官邸で2020年9月16日、竹内紀臣撮影

 16日に就任した菅義偉首相は麻生太郎金融担当相に対し、地方銀行の経営基盤強化のため、地銀の再編の促進を含めた環境整備を進めるよう指示した。菅氏は首相就任前から、全国に102行ある地銀について「数が多すぎるのではないか」と再編の必要性に触れていた。金融庁を所管する麻生氏に首相として正式に指示したことで、地銀の統合や合併に向けた動きが加速する可能性がある。

 麻生氏は16日夜の記者会見で、地銀について「現在のビジネスモデルのままで維持していくのは、人口減少などを考えると難しくなることは誰でも分かっている。持続可能な経営をしてもらえるように改革を促していく」と述べた。統合や合併については「経営改革の一つの選択肢とは思っているが、それが全てと思っているわけではない」とも述べ、各行の経営判断に任せる考えも示した。

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