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ノーベル賞 日本科学未来館が好評だった「予想」をやめた理由とは

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2019年のノーベル化学賞受賞者が吉野彰さんに決まった翌日に、その研究内容を紹介する科学コミュニケーター=東京都の日本科学未来館で(同館提供)
2019年のノーベル化学賞受賞者が吉野彰さんに決まった翌日に、その研究内容を紹介する科学コミュニケーター=東京都の日本科学未来館で(同館提供)

 ノーベル賞各賞の発表が10月5日から始まる。医学生理学、物理学、化学の各賞で近年、日本の受賞者が相次いでおり、「今年は誰が」と予測するのも楽しみの一つだ。ところが、日本最大級の科学館「日本科学未来館」(東京都江東区)は2018年を最後に、好評だった受賞者の予想をやめた。その理由を知りたくて担当者に聞くと、意外な答えが返ってきた。【柳楽未来】

 これまでの日本の受賞者は27人(米国籍の2人を含む)。うち自然科学関連は医学生理学賞5人、物理学賞11人、化学賞8人の計24人だ。19年には吉野彰・旭化成名誉フェローが化学賞を受賞した。

 有名な業績をあげた研究者が新聞や雑誌で「有力候補」となるのは、この時期の風物詩。発表されるスウェーデンでは現地のラジオ局が例年、受賞者の予想を放送する。発表前から大きな注目を集めるのも、この賞ならではといえる。

「当たった」ばかり注目され

 大学で物理や生物などを専攻した「科学コミュニケーター」が約50人在籍する未来館も、12年から受賞者を予想、発表しており、科学ファンには好評だった。記者がノーベル賞担当だった2年前も、ひそかに参考にしていたものだ。

 なぜ、予想をやめたのか。ノーベル賞に詳しい未来館の科学コミュニケーター…

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