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文化財物語

きのくにの宝/6 神野阿弥陀堂(かつらぎ町) 修験者と里人、交流の場 /和歌山

地域住民が守り伝えている神野阿弥陀堂=和歌山県かつらぎ町で、藤原弘撮影

 かつらぎ町北西部の山間部にある神野地区は、外につるされた鮮やかな串柿が彩る晩秋の風物詩で知られる集落だ。その集落の北側に地域住民が守ってきた神野阿弥陀(あみだ)堂が建っている。2020年度に認定された日本遺産「『葛城修験』―里人とともに守り伝える修験道はじまりの地」の構成文化財の一つとなっている。

 かつらぎ町教委によると、神野阿弥陀堂は1686(貞享3)年建築とされる。堂内には訪れた修験者たちによる墨書が残されている。阿弥陀如来や四天王などの仏像が安置され、曼荼羅(まんだら)や法具なども収納されている。現代も熱心な修験者らが訪れるという。2019年には国の登録有形文化財になった。

 葛城修験は、山中で修行をしつつ里に下りて里人と交流するのが特徴だ。神野阿弥陀堂では、訪れた修験者たちを地域住民がもてなし、茶を酌み交わしたという。

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