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北九州市の水が福岡都市圏につながった背景を描いた「水を融通する~水ほとばしる」を元毎日新聞西部本社編集局次長、市川喜男さん(89)=宗像市=が今夏出版した。
1963年の5市合併後、北九州市はしばしば渇水に見舞われ、水源の確保は緊急の課題だった。故・谷伍平市長の時代から大分県を含め周辺市町との協議、導水管の敷設に努め、後を継いだ末吉興一前市長も水源確保の取り組みを続けた。
だが、この間に北九州市内の工場は撤退が続き、人口も減少、水需要は減り始めた。そこで、人口増加で水不足の心配がある福岡都市圏への水供給の構想が持ち上がった。
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