第3のビール商戦過熱 10月増税前に 駆け込み需要争奪戦 ビール減税で攻勢も
毎日新聞
2020/9/18 19:25(最終更新 9/18 19:25)
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酒税法改正で10月1日から「第3のビール」が増税されるのを控え、値上げ前の駆け込み需要を取り込もうと小売店の商戦が熱を帯びている。販売が低迷するビールは減税となるため、新商品を投入して巻き返しを狙うメーカーもあるが、新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要は根強く、税額変更後も割安な第3のビールの優位が続きそうだ。
「今だけお得!景品付き」。東京都大田区の「MEGAドン・キホーテ」大森山王店の売り場では、第3のビールの24缶入りケースが山積みされている。今回の酒税改定で、「第3」は350ミリリットルあたり9・8円の増税となる。サラダ油やポン酢、カレールーなどの景品とセットで売り出し、増税前のまとめ買いを促している。
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