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コロナで2度休業の通所介護施設、喜びの再開 「通えなくなり、食欲ない日続いた」

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再開した「らくださん家」で塗り絵や囲碁を楽しむ高齢者。右から2人目は北岡さん=東京都八王子市寺田町で
再開した「らくださん家」で塗り絵や囲碁を楽しむ高齢者。右から2人目は北岡さん=東京都八王子市寺田町で

 新型コロナウイルスの影響で休業していた東京都八王子市寺田町の通所介護デイサービス施設「コミュニティスペースらくださん家(ち)」が9月、業務を再開した。介護を要する高齢者は活動しないと心身機能が低下しやすくなるとされており、当事者には待ちに待ったオープンとなった。【野倉恵】

 住宅団地1階のらくださん家で10日、お年寄り5人が塗り絵や囲碁を楽しんでいた。「通えなくなり、外にも出られず食欲のない日が続き、4キロやせました。一時は死んでもいいと思った。みなさんに会えてうれしい」。週2回通う1人暮らしの小門廣さん(86)は笑顔。塗り絵を楽しんでいた青柳和子さん(93)の長女、羽鳥やよいさん(72)は「母は張り合いをなくし、寝間着のままベッドで過ごす日もあった。物忘れが進み、歩く力が弱まるのが心配だった」と再開を喜んだ。

 介護ではトイレや食事の介助で利用者との接触が避けられない。感染が広がる中、人繰りも苦しくなり、3月に休業した。運営するNPO法人代表の北岡敬子さん(69)は「団地の一室で感染者が出れば広がりやすいと考えた」と話す。6月に一時再開したが、7月から再休業していた。

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