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週刊テレビ評

さらに盛り上がる「半沢直樹」 巨悪との戦い、現実に重ねて=碓井広義

20日放送の「半沢直樹」第9話の一場面。半沢直樹役の堺雅人

 終盤に差し掛かって、TBS系日曜劇場「半沢直樹」(日曜午後9時)がさらに盛り上がってきた。理由はいくつかある。まず主演の堺雅人をはじめとする俳優陣の熱演。歌舞伎界からの人材投入も功を奏した。

 また「チーム半沢」と呼ばれる、福澤克雄ディレクターたちの緩急自在な演出も見事だ。そしてもう一つ、「帝国航空」を巡る後半の物語が、IT企業の買収を軸とした前半以上に、現実を取り込んだ圧倒的な「攻めの展開」になっていることを挙げたい。

 このドラマの中で「フラッグ・キャリアー」(国を代表する航空会社)という設定の帝国航空は、やはり「日本航空」を思わせる。10年前の倒産の際は、金融機関が総額5000億円以上の債権を放棄したはずだ。ドラマで描かれるような国土交通省やタスクフォースの動きが実際にあったかどうかはともかく、高度な「政治的案件」だったことは確かであり、視聴者の興味をかき立てるには十分だ。

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