新型コロナウイルス対策として行われてきた大規模イベントの人数制限が緩和された19日、プロ野球やサッカー・Jリーグは観客の受け入れ人数を引き上げた。スタジアムでの観戦を待ち望んでいたファンや経営面で打撃を受けている球団にとっては大きな一歩。だが、連日、万単位の人が集まるようになるため感染拡大防止へ懸念も残る。【細谷拓海、福田智沙】
プロ野球のDeNA―巨人戦があった19日。今までの倍以上の観客1万3106人を迎え入れた横浜スタジアム(横浜市)では、退場時の混雑を避けるため、座席別で誘導する分散退場が実施された。大きな混乱はなく、川崎市の会社員、池田紳一郎さん(32)は「球場に来るとわくわくして元気になれる。(退場も)スムーズで疲れもない」と笑顔を見せた。プロスポーツの現場は少しずつ本来の姿を取り戻しつつある。
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