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松尾貴史のちょっと違和感

「菅内閣」発足 権限かさに脅す手法、早くも

 自民党の総裁選で、結果は分かり切っていたのに、さも「三つどもえの戦い」であるように大手メディアがあおり続けた。しかし国民と、ほとんどの自民党員のあずかり知らぬ密室で総裁は決定し、単にその指示に従って粛々と投開票をセレモニーとして遂行。石破茂元幹事長の芽を潰すべく、菅義偉氏が得るはずだった有り余る票数から岸田文雄前政調会長を2位にする絶妙な操作を施した。そして、当然のように菅首相が誕生して、悪夢の安倍晋三政権を忠実に継承する「菅内閣」が発足した。

 菅氏はTBS「NEWS23」の総裁候補3人でのテレビ討論で、石破氏の「格差は広がっているのではないか」という指摘に対して、「格差ってよく言われるんですけども、生活保護所帯ちゅうのは、このアベノミクスが始まって、減り始めたんです」と語っていた。あろうことか、こんなに堂々とうそをついたのだが、多くの指摘があってすぐにバレてしまったのはぶざまだった。アベノミクスの7年間で、受給世帯は約5万7000件増…

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