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一冊の絵本が心動かす 日航機事故35年後に遺族へ届いた手紙 社長の誓いとは

柿の木の前でボーイング社日本法人から届いた手紙を見せる谷口真知子さん=大阪府箕面市で2020年9月19日、大西達也撮影

 1985年8月の日航ジャンボ機墜落事故で夫を亡くした谷口真知子さん(72)=大阪府箕面市=の元に、事故原因とされる修理ミスをした米ボーイング社の日本法人社長から「航空機に乗る全ての人々の安全が何よりも大切であることを改めて心に刻む」と誓う手紙が届いた。谷口さんが事故後の家族を描き、今夏に出版した英訳絵本を同法人に送ったことへの礼状で、「深く心を打たれた」と記されていた。

 谷口さんは、夫の正勝さん(当時40歳)が事故前に二人の息子に食べさせたいと庭に植えた柿の木や家族の成長を「パパの柿の木」の題で2016年に絵本にした。正勝さんが機内の紙袋に「まち子 子供よろしく 大阪 みのお」と書き残した遺書は多くの人たちの心に響いた。絵本は、家族と暮らす日常の大切さを伝え、今年7月には関西学院千里国際高等部の高校生らが翻訳に協力し、英訳本も出版された。

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