「我慢した攻め」奏功 2敗組で光る若隆景の進撃 「大波3兄弟」三男の地力

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宝富士(左)と組み合う若隆景。宝富士を寄り切りで破り、2敗を守った=両国国技館で2020年9月20日、手塚耕一郎撮影
宝富士(左)と組み合う若隆景。宝富士を寄り切りで破り、2敗を守った=両国国技館で2020年9月20日、手塚耕一郎撮影

 大相撲秋場所は20日、東京・両国国技館で8日目があり、西前頭8枚目の若隆景(わかたかかげ)=荒汐部屋=が、同5枚目の宝富士(33)=伊勢ケ浜部屋=を破り、2敗を守った。

 大混戦の様相を呈する秋場所。9人がひしめく2敗力士の中で、とりわけ目立つのが幕内通算3場所目の25歳、若隆景だ。180センチ、129キロの精悍(せいかん)な体で、最後は背中の筋肉を隆起させながら三役経験者を寄り切った。

 けんか四つの宝富士に「左を差させない」ことだけ考えた。おっつけながら相手の左を封じ、右をねじ込み差し勝った。狙い通りの攻めが奏功しても気を抜かず、足を運び、最後はもろ差しで土俵外に追いやった。「下から(圧力をかけて)我慢して攻めることができた」と自賛する、会心の相撲だ。

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