忍法、観光案内の術 甲賀流リアル忍者館プレオープン 古文書展示や忍術体験 /滋賀

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忍者姿でテープカットをする滋賀県甲賀市の岩永裕貴市長(中央)ら=滋賀県甲賀市甲南町竜法師の「甲賀流リアル忍者館」で2020年9月20日午前10時21分、菅健吾撮影
忍者姿でテープカットをする滋賀県甲賀市の岩永裕貴市長(中央)ら=滋賀県甲賀市甲南町竜法師の「甲賀流リアル忍者館」で2020年9月20日午前10時21分、菅健吾撮影

 忍者発祥の地とされる甲賀市に、観光インフォメーションセンター「甲賀流リアル忍者館」が20日、プレオープンし、お披露目会に市の関係者など約20人が参加した。忍者にまつわる古文書の展示や忍術体験などを通して忍者の実際の姿を知ってもらうとともに、地域の観光情報を発信していく。

 同市は、三重県伊賀市と共同申請した「忍びの里 伊賀・甲賀―リアル忍者を求めて―」が2017年、文化庁の日本遺産に認定されたことを受け、忍者を核とした観光事業を進めてきた。同館は、甲賀市甲南町竜法師にある「忍の里プララ」を一部改装。館内は忍者屋敷をイメージした。修行の場だったとされる飯道山▽庚申山▽岩尾山――の甲賀三霊山や、忍者が使っていた暗号などを紹介。尾張藩に仕えた甲賀流忍者にまつわる渡辺俊経(としのぶ)家文書や…

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