地検取り調べ「全面可視化」、19年度9万件超え 過去最多 冤罪防止で拡大

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
検察庁=金寿英撮影
検察庁=金寿英撮影

 全国の地検が容疑者の取り調べの全過程を録音・録画する「全面可視化」を実施した件数が、2019年度は9万4273件に達し、過去最多となった。最高検への取材で判明した。全面可視化は、10年9月に発覚した大阪地検特捜部による証拠改ざん事件の後に本格化し、19年の法改正により重大事件などで義務化されたが、比較的軽微な事件も含めて大半の事件に拡大していた。

 最高検によると、19年度に取り調べが録音・録画された事件は、一部のみの事件も含めて10万3380件。この9割強が全面可視化で、19年6月施行の改正刑事訴訟法で全面可視化が義務付けられた殺人や傷害致死などの裁判員裁判対象事件は2688件、検察の独自捜査事件は93件だった。

この記事は有料記事です。

残り544文字(全文855文字)

あわせて読みたい

注目の特集