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長官鳥瞰

5年間、知識と経験注ぐ=鈴木大地

 任期満了に伴い、9月末でスポーツ庁長官を退任することになった。2015年10月のスポーツ庁創設以降、あっという間の5年間だった。次の長官は元アスリートの室伏広治さん。同じ研究者出身でもあり、エビデンス(根拠)に基づいて政策を打ち出し、実行に移していただけると思う。

 思い返せば、私をスポーツ庁長官に任命していただいたのも、私が「スポーツの総合商社」のつもりでやってきたからだと思う。アスリートであり、教育者であり、研究者であり、指導者であり、社会的な活動やビジネスにも携わってきた。取り立てて得意分野がない代わりに、すべてに多少の知識と経験があったので、割と自然にこれまでのスポーツ人生を施策に反映できたということはあるだろう。

 競技力向上の面では、リオデジャネイロと平昌の五輪・パラリンピック、ラグビーとサッカーのワールドカップがあり、画面やフィールドで選手のうれしさ、悔しさに共鳴し、いい経験をさせてもらった。スポーツの良さ、すごさを改めて感じることができた。就任直後から「戦う長官」を自称したが(某省から「我々とは戦わないでくださいね」と言われたのはここだけの話です)、選手と同じ視線に立ち、行政職を務めようという意思表示…

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