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歯科治療、感染リスク減の工夫 小型カメラ使い患者と距離 横浜

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小型カメラとモニターを使って患者の口の中を見る藤江歯科医(左)=横浜市神奈川区で、中村紬葵撮影
小型カメラとモニターを使って患者の口の中を見る藤江歯科医(左)=横浜市神奈川区で、中村紬葵撮影

 虫歯や歯石除去といった歯科治療は、患者の口内に触れ、口の中をのぞき込むなど濃厚接触が避けられない。新型コロナウイルスの感染拡大で患者が減るなか、小型カメラを駆使して感染リスクを減らそうと工夫を凝らすクリニックも出てきた。【中村紬葵】

「受診ためらわないで」

 真夏にもかかわらず、窓を開け放した診察室。藤江デンタルクリニック(横浜市神奈川区)の藤江英宏院長は、あおむけになった患者を前に背筋を伸ばして座っていた。診療台に設置されたモニターには、藤江さんが左手で操る口腔(こうくう)内カメラの映像が映し出されている。藤江さんが患者の口をのぞき込むことはなく、患者の口元と藤江さんの顔は約50センチの距離が常に保たれていた。

 歯科治療は通常、口の中をのぞき込むため、医師と患者の距離が近くなる。治療中に患者がせき込むと飛沫(ひまつ)を間近に浴びることになる。ドリルで歯を削ると、飛沫よりも小さく空気中を漂うエアロゾル(直径5マイクロメートル以下)も発生する。

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