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論の周辺

山崎正和さんのメモと雑談

中央公論10月号

 劇作家、評論家の山崎正和さんが8月19日、86歳で死去した。本紙書評欄の執筆者であり、また論壇の重鎮として何度も取材や寄稿を引き受けてもらった。記者が垣間見た姿を書き留めておきたい。

 9月発売の月刊誌が追悼文を載せるには難しいタイミングと思われたが、さすがに関係の深かった『中央公論』の10月号には、苅部直・東大教授が「近代国家とチャーリー・ブラウン」と題して書いている。苅部さんは、2001年の9・11米同時多発テロ事件の直後に開かれた研究会で会った時の一場面から始めている。

 研究会後の会食では当然、事件が話題になり、「ほとんどの人が不安そうな口調」だった。ところが「山崎さんだけは静かに、むしろ快活な調子」で語った。「ハリウッド映画のいい題材になるでしょうね。乗客の一人と管制官が恋人どうしといった設定にすれば、おもしろい作品ができるんじゃないか」と。

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