ノートに新聞記事の切り抜きを貼り、感想や調べたことを書き添える自由学習(自学)を小学3年から続ける北九州市小倉北区の東筑紫学園高校3年、梅田明日佳さん(18)=同区=が、10年間の自学の記録をまとめた初の著書「ぼくの『自学ノート』」を小学館から出版した。ノートからのよりすぐりに加え、4000冊を超す豊富な読書体験から選んだ95冊のお薦め本を紹介する「読書編」も盛り込んだ個性豊かな一冊が生まれた。
自学は、梅田さんが小学3年だった2011年夏、学校から何をしてもよいという宿題が出されたのを機に始まった。何をしようかと迷っていたところ、母に見せられたのが、小倉駅前の小倉祇園太鼓像のバチが盗まれたという新聞記事だった。像が修復されるまでの一連の記事をノートに貼り、感想を書いて提出すると先生から「花マル」をもらった。
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