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仕事とは別に6枚の名刺を持つ。ある時は街づくりに取り組む団体のメンバー。ある時は公民連携で地域を活性化するNPO法人の理事。またある時は、公営ギャンブル「伊勢崎オートレース」のファングループ代表。仕事と趣味、双方を通して多彩な人脈を築き、活動を広げてきた。
8月に民間主催の「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2020」を、県内の自治体職員で初めて受賞した。推薦したのは県庁の部下や後輩に加え、太田市や伊勢崎市の職員。広く人望があり、若手職員から「理想」「お手本」と憧れられている点が評価された。
尾島町職員だった父の背中を見て、「公共の福祉のために働きたい」と県職員に。転機は2016年。商政課で街づくりを担当し、空き店舗などを改修して地域を再生するリノベーション事業を発展させた。県内各地を奔走する中で、熱意のある市町村職員や民間事業者らと縁ができた。個人的に受講した都市経営のセミナーでは全国の意欲的な自治体職員とつながった。
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