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高校野球・秋季大会2021

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秋季高校野球

県大会 4強出そろう 加藤学園、三島南、藤枝明誠、常葉大菊川 /静岡

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【常葉大菊川-浜松商】九回表常葉大菊川1死一塁、広瀬の適時二塁打で勝ち越しのホームを踏んだ神谷(右)=静岡市清水区の清水庵原球場で2020年9月22日、深野麟之介撮影 拡大
【常葉大菊川-浜松商】九回表常葉大菊川1死一塁、広瀬の適時二塁打で勝ち越しのホームを踏んだ神谷(右)=静岡市清水区の清水庵原球場で2020年9月22日、深野麟之介撮影

 第73回秋季東海地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞静岡支局後援)は22日、草薙球場(静岡市駿河区)などで準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出そろった。

 8月の甲子園交流試合に出場した加藤学園は、磐田東に七回コールド勝ち。中部地区大会を制した静岡は三島南に3―1で敗れた。このほかに藤枝明誠と常葉大菊川が準決勝に進出した。

 準決勝は26日に草薙球場で行われる。東海大会には上位3校が出場する。【深野麟之介】

 <草薙球場>

 ▽準々決勝

常葉大橘 0000010=1

藤枝明誠 040501×=10

 (七回コールド)

 (常)望月、山本―古屋

 (藤)小林―萩原

▽三塁打 西岡(藤)

▽二塁打 菅井、宮城、萩原(藤)

三島南

  001000200=3

  000001000=1

静岡

 (三)植松―深瀬涼

 (静)高須―川端

▽本塁打 池田(静)

▽三塁打 斎藤(三)

▽二塁打 金子(静)

 <清水庵原球場>

 ▽準々決勝

加藤学園 3001202=8

磐田東  0000000=0

 (七回コールド)

 (加)稲葉、石山、船橋―雨宮

 (磐)水野、冨田―山口

▽本塁打 雨宮(加)

▽三塁打 雨宮、佐野(加)

▽二塁打 杉本、平尾(加)

常葉大菊川

  011000102=5

  110001000=3

浜松商

 (常)横井、小山、安西―菅沼

 (浜)工藤―沢口

▽三塁打 山田(浜)

▽二塁打 川淵、赤井、広瀬(常)豊田(浜)


浜松商・森太河遊撃手(2年) 拡大
浜松商・森太河遊撃手(2年)

 ■ズーム

けが乗り越え力出し切る 浜松商 森太河遊撃手(2年)

 「打撃に自信はないが、粘っこく食らいつく」。2打席目となった二回裏2死一、二塁の場面、1ストライクからの2球目を振り抜いた。打球は中堅前に落ち、2点目をチームにもたらす適時打に。犠打を決めた第1打席で「相手の先発投手の球が低めに集まっている」と見抜き、低めの直球をとらえた。

 西部地区大会が始まる1週間前の静岡商との練習試合で、自打球が顔面を直撃。鼻を根元から骨折し、右目も大きく腫れた。4日間入院するも腫れが引かずに手術は延期となり、やむなく地区大会の出場を断念した。

 西部大会のさなかに再入院が決まった。その前日、ミーティングでチームメートに「県大会に連れて行ってください」と懇願。手術当日、チームは天竜に五回コールド勝ちし、県大会出場を決めた。

 不安を乗り越え懸命にリハビリを続け、何とか県大会初戦に間に合わせた。準々決勝でも適時打に加え安定した守備も披露し、力は出し切った。

 一方で悔しさも大きい。同点で迎えた八回裏2死満塁の場面は、遊ゴロで凡退。「甘い球だったが仕留めきれなかった」と、技術の未熟さを痛感した。「冬はもっと体重を増やし、ミート力を向上させたい」と、来年に向けて飛躍を誓った。【深野麟之介】

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