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現場の今、読みたい秋

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 秋からの毎日新聞では、現場を知り、考えるための骨太な記事をお届けします。新型コロナウイルス危機は、社会にどんな変化をもたらしたのか。日本と海外の現場から記者が報告する新シリーズを始めます。また、来年3月で東日本大震災の発生から10年となります。この間、被災地を見つめ続けてきた記者が現地の今を伝えます。更に、スポーツ面に元フィギュアスケート選手の町田樹(たつき)さん、書評欄にはタレントの壇蜜さんが登場します。

コロナで変わる世界、日本 拡大
コロナで変わる世界、日本

コロナで変わる世界、日本

 新型コロナウイルスの感染拡大で、私たちの暮らしは劇的な変化を迫られています。コロナ危機をきっかけに、よりよい世界をつくることはできないか。国内外で活発な議論が行われています。

 コロナは、社会のゆがみをあぶり出しました。格差の広がる米国や英国におけるデータが明白に示しているように、新型ウイルスによって最も大きな打撃を受けたのは社会・経済的な弱者でした。

 一方、世界規模での移動の制約や人との接触を回避するこれまでにない生活様式が浸透し、新しい技術やビジネスの萌芽(ほうが)がみられています。

 リモートワークが普及し、都市から地方に拠点を移す動きも出てきました。コロナ禍で打撃を受けた経済の再生にあたり、将来世代に住みよい地球環境を残すため、気候変動対策などに重点投資する「グリーン・リカバリー」(緑の復興)と呼ばれる考え方も広がり始めています。

 各国で治療薬やワクチンの開発が進められていますが、人類がいつこの感染症を克服できるのか、いまだ明確な道筋を描くことはできません。見通すことが難しい未来へのヒントを探るため、取材班が、日本と海外のさまざまな現場から報告します。

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 ◆今を生きる 今を書く

鮮度抜群、感性豊か

 折々のインタビュー記事が好評の元フィギュアスケート選手、町田樹(たつき)さん(30)がスポーツ面のコラム執筆陣に加わりました。タイトルは「今を生きる 今を書く」。10月から国学院大助教となる町田さんが、大学教員生活とコラムニストの同時スタートを意図して命名しました。「研究、教育の現場で日々感じた物事や、得られた最新の知見などを鮮度抜群の状態でお届けします」と町田さん。感性豊かな町田さん独特の表現にも注目です。

壇蜜さん 拡大
壇蜜さん

話題の本の「箸休め」

 今春、シャープで愛らしいデザインに生まれ変わった書評欄「今週の本棚」。今読むべき本をユニークな視点で紹介する「話題の本」の筆者陣(5人)に、タレントの壇蜜さんが登場します。初回は10月3日。漫画が大好きな壇蜜さんは「皆様、難しい本の書評が多いとお疲れになりませんか? どんな料理にも箸休めは必要です。私の原稿は箸休めではありますが、品は確かです」と話しています。どんな本を紹介するのか、ご期待ください。

 ■毎日歌壇・毎日俳壇

 ◆俳句てふてふ・注目の一句

大きな字ですっきり

 歌壇・俳壇面は文字が大きくなるのに合わせ、すっきりと読みやすいレイアウトになります。8人の選者が10首・10句の入選作を選び、選評を充実させます。

 インターネットを使った投稿も拡充します。毎日新聞のニュースサイト(https://mainichi.jp/kadan−haidan/)の投稿フォームはこれまで歌壇だけでしたが、10月から俳壇も応募できるようになります。

 パソコンやスマートフォンで手軽にご投稿ください。はがきでの投稿も従来通り受け付けます。

 また、毎日新聞のSNSアプリ「俳句てふてふ」と連動したコラムがスタート。俳人の塩見恵介さんが「注目の一句」を分かりやすく解説します。コラムは「出会いの季語」「ことばの五感」「俳句のまなざし(現・俳句月評)」「うたの雫(しずく)(現・短歌月評)」を含め5本を週替わりで掲載します。

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 ◆見つめ続ける・大震災10年へ

宮城県石巻市役所渡波支所で朝1度だけ行われる配給の列に並ぶために走る佐々木蓮くん(中央)と母親の晶子さん(右)=石巻市で2011年3月22日、梅村直承撮影 拡大
宮城県石巻市役所渡波支所で朝1度だけ行われる配給の列に並ぶために走る佐々木蓮くん(中央)と母親の晶子さん(右)=石巻市で2011年3月22日、梅村直承撮影

写真で振り返るあの日

 震災5年に合わせて2015年秋からの半年間連載した「見つめ続ける~ひと、思い」をベースに、それからの月日の流れと被災者の方々の思いを乗せた続編を組み写真で掲載します。

 震災当時、配給をもらう列に走る男の子。教師の父を亡くした少女。仮埋葬地で花束を供える少年。子供が行方不明のままの親。

 この大きな節目に、幸せな日常が一瞬にして失われたあの日を、それからの10年を振り返ります。

 そして復興で姿を変えゆく街や、あの日から時間が止まったままの場所を歩き、人々の心に寄り添います。

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 ◆続・沿岸南行記

岩手・宮城・福島へ再び

 東日本大震災の発生直後から約2カ月にわたり「沿岸南行記」と題し、盛岡・仙台・福島3支局の記者がリレー形式で岩手・宮城・福島3県の沿岸を歩き、出会った被災者の声を伝えました。「10年」を前に、当時出会った人たちを再訪し、10月から「続・沿岸南行記」と題して被災地の今を伝えます。

 また、震災の教訓を教科ごと(社会、算数・数学、理科、国語、英語、総合学習)の学習教材として分かりやすく伝える「防災教育企画」を来年1月から始めます。

 
 

 ◆沖縄・台湾をつむぐ 川平家物語

激動の時代たどる

川平朝清さん=鈴木玲子撮影
川平朝清さん=鈴木玲子撮影

 戦後の沖縄で初のアナウンサーを務めた、川平朝清(かびらちょうせい)さん(93)と祖先の歩みを通して、明治の近代化、琉球国が併合された「琉球処分」、日本の台湾統治、そして戦後の沖縄の歴史を見つめます。川平さんは台湾で生まれ、沖縄の放送界で活躍しました。フリーキャスターのジョン・カビラさん、タレントの川平慈英さんの父。激動の時代を生き抜いてきた川平家の歴史をたどります。(9月30日夕刊文化面スタート、隔週水曜日掲載)

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 ◆ファクトチェック

情報の真偽追及

 インターネットが情報流通の中心となった今、真偽不明の情報が大量に出回るようになりました。災害や非常時にはデマが人の命を左右する事態も想定されます。政治家など影響力のある人物が事実と違うことを発言し、それが独り歩きすることも少なくありません。

 すでに社会に広がっている情報が事実(ファクト)かどうかを調べ、「誤り」「不正確」「ミスリード」などと判定して報じる「ファクトチェック」を本格的に導入します。

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 ◆蔵出しフォトアーカイブ

よみがえる秘蔵写真

 毎日新聞が保存する戦前からの写真ネガフィルムをはじめ、ガラス乾板、プリント写真の中から、毎月テーマを決めて「蔵出しフォト」をピックアップ。当時の新聞を撮影した紙面と合わせて、往時を振り返ります。紙面未掲載分は写真特集としてウェブサイトにアップします。

1964年東京オリンピック 拡大
1964年東京オリンピック

 第1回は、56年前の10月10日に開幕した「1964年東京オリンピック」。熱気が伝わる競技会場や街の様子などを取り上げます。(10月6日夕刊特集ワイド面スタート、原則毎月第1火曜日掲載)

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