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将棋

第78期名人戦七番勝負 挑戦者・渡辺明王将-豊島将之名人 第6局の7

厚みか、否か 観戦記・山口絵美菜

 2日目も大阪は快晴。「災害級の暑さ」になるとの予報だ。

 午前8時44分。渡辺が先に姿を見せ、静かに瞑想(めいそう)し時を待つ。瞼(まぶた)に局面が映し出されているのだろう。瞳が右に左にくるくると走る。5分後、豊島が上座に着くと1日目の指し手の再現が始まった。豊島の脇息(きょうそく)の上に赤とんぼ柄の手ぬぐいが見守るようにちょこんと乗っている。

 定刻。谷川九段が封じ手を開封するとシャッター音が埋め尽くし、波のように引いた。封じ手は[後]6三金。本命視されていた一手で「厚みになるか、上ずりになるか」と検討陣。右辺に厚みは増したが、自玉はやや薄い。渡辺は天を仰ぐと、すぐ[先]5七銀右と着手した。

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