「宿仏習合」ホテルと一体化し寺再建 1階が寺院、ロビーで所蔵品展示も 京都

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ホテルと一体化して再建された浄教寺と光山公毅住職=京都市下京区で2020年9月16日午前11時18分、矢倉健次撮影
ホテルと一体化して再建された浄教寺と光山公毅住職=京都市下京区で2020年9月16日午前11時18分、矢倉健次撮影

 京都市下京区の寺町通沿いにある浄土宗寺院「浄教寺」が、9階建てのホテルと一体化して建て替えられた。従来も境内にホテルが建てられた例はあるが、関係者は「お寺とホテルが一体化した建物は、国内に例がないのでは」と話す。完成した「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」は28日に開業する。【矢倉健次】

檀家減少の時代「解決先例に」

 浄教寺は平安時代に平清盛の長男・重盛によって創建されたとされ、1591年に豊臣秀吉の洛中寺社整理で現在の場所に移転した。3年前に着任した光山公毅住職によると、築約200年を経過した伽藍(がらん)の再建は耐震性の問題などから急務となっていた。ただ、檀家(だんか)は100軒程度しかなく「なるべく負担をかけずに寺を維持する方法はないか」と相談した金融機関の仲介で、三井不動産からプロジェクトが持ちかけら…

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