JR九州社長、肥薩線の自力復旧「非常に厳しい」 関係機関との協力模索も

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インタビューに応じる青柳俊彦・JR九州社長=福岡市博多区で2020年9月23日、森園道子撮影
インタビューに応じる青柳俊彦・JR九州社長=福岡市博多区で2020年9月23日、森園道子撮影

 JR九州の青柳俊彦社長は23日、毎日新聞のインタビューに応じ、7月の九州豪雨で被災した肥薩線について、会社単独負担での復旧と運行維持は多額の費用が見込まれるため「非常に厳しい」と述べ、断念せざるを得ないとの認識を示した。復旧費用は算定中だが、過去最大の100億円超が見込まれる。国や沿線自治体が復旧費の一部を負担する鉄道軌道整備法の適用のほか、護岸や道路との一体的な復旧など、関係機関との協力を模索する考えも明らかにした。

 肥薩線は八代(熊本県八代市)―隼人(鹿児島県霧島市)を結んでいる。このうち八代―吉松(同県湧水町)の86・8キロの区間で、球磨川沿いに走る線路や駅の多くが水につかり、並走する道路や護岸もろとも土砂で埋まったり、鉄道橋や路盤が流失したりして不通となっている。青柳社長は「これまでにない大規模な被害。(新たに)線路をつくるという感じだ。どう復旧していくかは一企業だけの問題ではない」と述べた。

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