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「従わない官僚左遷」菅首相が発言 「独裁政治」継承の第一歩 社民党党首・福島瑞穂さん

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インタビューに答える社民党の福島瑞穂党首=東京都千代田区の参院議員会館で2020年9月2日、西夏生撮影
インタビューに答える社民党の福島瑞穂党首=東京都千代田区の参院議員会館で2020年9月2日、西夏生撮影

 16日に退陣した安倍晋三前首相の“天敵”として、国会で舌鋒(ぜっぽう)鋭く追及してきたのが社民党の福島瑞穂党首(64)である。官房長官として元号を発表し人気を博した「令和おじさん」は「結構手ごわそうです」と、気を引き締めるのだ。福島さん、菅義偉内閣とどう対峙(たいじ)していくのか。

 「恐怖政治の第一歩ですよ。独裁政治をやると宣言したのですから」。福島さんは早速、菅首相の最近の言葉に激しく反応した。自民党総裁選のさなかの13日、テレビの報道番組で政権の決めた政策の方向性に反対する官僚について、「異動してもらう」と述べた発言のことだ。

 福島さんは省庁間で官僚の意見が異なるのは当然だと主張する。「例えば経済成長重視の経済産業省と、環境政策を担う環境省はおのずと立場が違うこともある。それなのに、官邸の考えに従わない官僚は左遷させるぞと明言したわけで、こんなにあからさまな物言いの首相はいませんでした。これまで政権の黒衣に徹してきた菅さんが、いよいよ本性をむき出しにし始めた」と警戒感をあらわにする。

 そんな新首相のイメージを聞くと、「冷静、いや、冷徹と言った方がいいかもしれませんね」とバッサリ。菅首相はエリート官僚からの転身組や世襲ではなく、秋田の農家出身のたたき上げが「売り」とされる。最近では自身の好きな食べ物から「パンケーキおじさん」とも呼ばれ、「庶民派」を強調するが、世間が抱く印象とはだいぶ違うのか。「官房長官時代の定例記者会見を見ていると、『まったく問題ありません』『ご指摘はあたりません』みたいな、余計なことを一切言わないという隙(すき)のなさを感じます」

 菅首相と違い、安倍氏が国会で野党議員の質問に対してムキになって反論する姿をよく見かけた。安倍氏といえば、いわば福島さんの“天敵”だ。「安倍さ…

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