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戦国時代以降に鉄砲の一大生産地となった名残を今に伝える「鉄砲鍛冶屋敷」の内部を3年後に一般公開しようと、堺市は修繕工事に着手した。街の歴史を深く知ってもらう場にするためで、職人が作業した場所を復活させる計画だ。整備費の寄付も募っている。
南海本線七道駅から東に約300メートルの場所にある、堺市堺区の住宅街。路地に面した鉄砲鍛冶屋敷は、老朽化した屋根の瓦が路上に落下するのを防ぐため、カバーで覆われている。6月から始まった修繕工事は、雨よけや防音の囲いを設ける準備も終わり、本格化。
堺市文化財課によると、修繕するのは現存する鉄砲鍛冶屋敷としては最古級のもので市指定有形文化財。鉄砲鍛冶だった井上家の居宅兼作業場として、約400年前の江戸時代前期に建てられたとみられる。
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