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文学に陰あり

遠藤周作「夫婦の一日」 鳥取砂丘で見いだす愛 /鳥取

 生きるのは楽ではない。そして身近にこそ真の難しさがある。例えば家族。苦しみに満ちた現世を、炎に包まれた家に例えて火宅と称する。作家、高橋源一郎さんは本紙「人生相談」欄の回答の中で「二人で家庭を作るということは、想像を絶する難事業です(なので、ぼくは何回も失敗してます。すいません……)」と書いている。

 どんな家も「絶対に人様には言えない事情」を抱えているとみるべきだろう。そう感じさせてくれたのが遠藤周作(1923~96年)の短編「夫婦の一日」である。81年に文芸誌「新潮」1月号で発表された。

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