メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

経済観測

判事の死、始まる仁義なき戦い=東洋大学国際学部教授・横江公美

 大変な事態である。米連邦最高裁のルース・ベイダー・ギンズバーグ判事が87歳で亡くなった。外国人の私ですら「どうして今?」と絶叫しそうになった。

 働く女性の黎明(れいめい)期を切り開き、金字塔を打ち立てた彼女の死は、大統領選にもインパクトを与えている。トランプ政権になってから、彼女の病状は最大の政治的関心事としてCNNで報道されてきた。彼女の後継者をトランプ大統領が指名することになると、最高裁のバランスは崩れ圧倒的に共和党が強くなるからだ。

 最高裁判事は定年がなく終身制だ。大統領に任命権があるので、通常は自分が指名された政党の大統領の時に引退を表明し、席を譲っていくが、突然亡くなると党派のバランスが崩れる。2016年大統領選で共和党がトランプ氏支援に力を入れた最大の理由は、共和党が指名した最高裁判事が同年2月に亡くなり、その椅子を失わないようにするためだった。

この記事は有料記事です。

残り327文字(全文712文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 紅白、星野源さんら5組は生でなく事前収録 NHK「演出上の都合」

  2. 二階氏「ケチつけるな」に見え隠れする「権力集中の弊害」

  3. 鼻出しマスク受験「眼鏡が曇るから」 釈放男性、トイレにこもった訳は

  4. 爆笑問題の田中裕二さん、くも膜下出血・脳梗塞で救急搬送され入院

  5. 熱血!与良政談 「菅降ろし」の始まり方=与良正男

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです