メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

医療の本音

和を尊び、脱コロナへ=松本尚(日本医科大学救急医学教授)

 この夏、地方に帰省した人の家に、「皆の迷惑になるから、早く帰れ」なる趣旨の手紙が投げ込まれたそうです。ある大学の部活動でクラスター(感染者集団)が発生すると、この部と全く関係のない同じ大学に通う学生がアルバイトを拒否されることもありました。そう、新型コロナウイルス感染症の影響です。

 私が部長を務める救命救急センターはスタッフの結束力が強く、そのパフォーマンスは日本一であると自負しています。ところが今回、新型コロナウイルス感染患者の受け入れのための準備に際し、スタッフ間に摩擦が生じました。病棟内のレイアウトは感染対策を優先しなければならず、同時にスタッフが働きやすくする必要もあり、意見の衝突が起こったのです。立場上、私が行司役にならざるを得ず、幸いにも落としどころが見つけられましたが、この時険悪なムードの中で行司はこう言いました。…

この記事は有料記事です。

残り555文字(全文925文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 感染症と闘う 新型コロナ/6 マスク着用に一定の効果

  2. お年玉付き年賀はがきの当選番号決まる 賞品引き換えは7月20日まで

  3. 共通テスト、マスクから鼻出して「失格」 監督者の注意に従わず

  4. 宮古島市長選 新人・座喜味氏が現職破り初当選 「オール沖縄」勢力が擁立

  5. 横浜から鳥取までタクシー代23万円不払い 詐欺容疑で逮捕 鳥取県警

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです