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ゆうちょ銀行は24日、キャッシュレス決済サービスを通じて同行口座から不正に貯金が引き出される被害が22日時点で約380件、計約6000万円に達すると発表した。2017年7月から19年末までに顧客から被害の申し出があった事案を加えており、被害の規模が拡大した。10月末までに補償を完了させることを目指す。
記者会見した池田憲人(のりと)社長は、相次ぐ不正引き出しについて「被害の発生状況の公表が遅れ、お客様に多大なご迷惑、ご不安をおかけしたことを深くおわびする」と述べた。口座を持つ顧客のうちキャッシュレス決済に登録している約550万人に不審な取引がないか確認を呼びかけた上で、10月末までにセキュリティー対策などを総点検する方針を示した。
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