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大塚茂吉展 古代から続く時間の深遠さを表現 「土に生命と精神を込めたい」

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「ふりむく猫Ⅰ」=東京都品川区で2020年9月22日午後3時25分、高橋咲子撮影
「ふりむく猫Ⅰ」=東京都品川区で2020年9月22日午後3時25分、高橋咲子撮影

 イタリアの陶芸の街、ファエンツァでテラコッタの技法を学んだ大塚茂吉さん(64)の個展が東京都品川区上大崎2の「館・游彩」で開催されている。

 展示されるのは、ドイツの土を用いイタリアで制作したという女性の頭部像、骨格を感じさせるネコの作品、そしてアフリカの仮面を想起させる作品など。例えば、ネコは、欧州の神殿にいるようでもあり、日本の寺社にいる白いキツネのようでもある。西洋と東洋の両方の雰囲気をまといつつ、古代から続く時間の積み重ねを想起させる。

 特徴はその表面。小さな穴を無数に打ち、その上に白い…

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