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新型コロナ ライブハウスがミニシアターに 逆境を好機、交流の場にも 和歌山 /和歌山

「和歌山ミニシアター企画」を主催する山野丙午さん(左)と嶋田詔太さん(中央)ら=和歌山市北新5の和歌山CLUB GATEで、木原真希撮影

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 コロナ禍で利用が減ったライブハウスで映画を上映するプロジェクト「和歌山ミニシアター企画」が27日、和歌山市北新5の「和歌山CLUB GATE」で始まる。逆境をチャンスと捉え、ミニシアターがない県内でドキュメンタリーや若手監督の作品など多彩な作品の上映を目指す。【木原真希】

 ■本屋とコラボ

 イベントは、県内最大規模のライブハウスGATEと和歌山市万町のブックカフェ「本屋プラグ」による共同企画。

 GATEの山野丙午(へいご)代表(42)によると、大阪市内でライブハウスのクラスター(感染者集団)が発生したり、県から休業要請が出されたりした影響で、3月中旬~7月末に予定されていた約100件のライブやイベントが全てキャンセルになったという。売り上げは前年同期比で90%以上減少。現在も月1、2件の利用がある程度で「いつものライブハウスの姿に戻るにはほど遠い」と話す。

 一方、本屋プラグでは店内でミニシアター系の映画を上映していたが、感染防止のため手狭な店内では中止せざるを得なかった。

 こうした状況の中、本屋プラグの嶋田詔太共同店主(34)が、知人の山野代表にGATEでの映画上映を提案。山野代表は「予約も空いているので願ったりかなったりだ」と快く応じ、企画が実現した。

 初回は、米・ニューヨークを舞台に大学卒業後の進路に迷う女性をコミカルに描いた米映画「タイニー・ファニチャー」と、ロマンチックコメディーの仏映画「エストラパード街」の2本を上映。最大約130人が入場可能のところ、感染防止のため約30人に絞る。終了後には、参加者同士で感想を語り合う時間も設けるという。

 ■隔月1回開催

 嶋田共同店主は「ネット配信で映画を見られるが、同じ場所で同じものを見て感想を共有することに意味がある」と話す。山野代表は「ライブハウスは音楽にとどまらず、若者の交流の場として文化の発信拠点になる可能性を秘めている」と力を込める。今後も2カ月に1回ほどのペースで開催し、次回は10月18日にマレーシア映画2本を上映する予定。

 9月27日の上映はタイニー・ファニチャーが午後4時、エストラパード街が午後7時半に開始する。1作品1500円で、両作品を鑑賞する場合は2500円。要予約で問い合わせは本屋プラグ(073・488・4775)。

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