新型コロナウイルスの影響で花卉(かき)生産や観光業が苦境に立たされる中、新潟県内有数のユリの産地、津南町の町ユリ切花組合が7月、町内の旅館と連携し「雪美人プロジェクト」を始めた。ユリと旅館という異例のコラボレーションで、逆境をバネにするねらいだ。【板鼻幸雄】
雪美人は、同組合が生産する最高級のユリのブランド。中でも代表的な品種がカサブランカだ。同組合の年間作付け本数は130万本で、カサブランカをメインに50種類以上に及ぶ。
しかしコロナ禍で各種イベントや成人式、結婚式が中止され、ユリの売り上げは激減。さらに緊急事態宣言が出され、町を訪れる観光客も減り、旅館も経営難に苦しんでいる。
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