癒やしの猫旅館が窮地 CFで餌代支援を募る コロナで客足鈍り

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アクリル板越しに猫と触れ合う後藤さん=大分県別府市の新玉旅館で、河慧琳撮影
アクリル板越しに猫と触れ合う後藤さん=大分県別府市の新玉旅館で、河慧琳撮影

 大分県別府市の温泉旅館「新玉旅館」は、宿泊者が猫と触れ合えることで人気だ。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足が遠のいたことで旅館の収入が減り、72匹の猫の餌代が賄えない苦境に陥っている。旅館はインターネット上で資金を集めるクラウドファンディング(CF)で支援金を募っている。【河慧琳】

 新玉旅館は、創業約100年の老舗旅館。2002年ごろから女将の後藤藤恵さん(60)が処分されそうな猫を保護し、自費で避妊・去勢手術をして里親を探す一方、引き取り手のない猫を旅館で飼って…

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