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過労で脳出血 元小学校教諭の公務災害認定 逆転勝訴 福岡高裁

高裁判決を受けて記者会見する原告代理人の中島潤史弁護士(左)と田尻和子弁護士=熊本市中央区の熊本県教育会館で2020年9月25日午後6時25分、栗栖由喜撮影

 脳出血で寝たきりになったのは長時間労働が原因だとして、熊本県天草市の元小学校教諭の男性(53)が公務災害と認めなかった決定の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁は25日、請求を棄却した1審・熊本地裁判決(2020年1月)を取り消し、公務災害に当たるとする逆転勝訴の判決を言い渡した。増田稔裁判長は恒常的な長時間残業に加え、複数の業務を同時に抱えるなどしていた男性の負担を複合的に勘案した。部活動など教員の重い負担が指摘される学校現場に警鐘を鳴らす判決と言えそうだ。

 男性は11年12月に勤務校から帰宅後に意識不明となり、搬送先の病院で脳出血と診断された。四肢まひや発語不能などの障害が残り、身体障害者手帳の「1級」に認定された男性は、12年3月に地方公務員災害補償基金(東京都)の熊本県支部に公務災害認定を請求したが認められず、その後2回の審査請求も棄却された。

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