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SNS(会員制交流サイト)上の写真や書き込みから投稿者の住所などを割り出して報酬を得ている人たちがいる。インターネット上で「特定屋」と呼ばれる。ツイッターなどで依頼を受け、依頼者に目当ての個人情報を無断で教えているが、ストーカー事件で悪用されるケースも明らかに。何が起きているのだろうか。
「住所特定代行始めました」「料金は一律2000円~」――。特定屋はツイッター上の自己紹介欄にこうした文言を並べる。記者が8月、特定屋と思われる23件のアカウントに取材を申し込むと、2人から返信があり、うち1人がウェブを通じたメッセージのやりとりで特定の手法を明かした。
「30代の男性」と名乗り、本業は大工だという。5月に知人に誘われて興味がわき、特定屋を始めた。1回当たり数千円の料金を請求している。
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