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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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被爆した父の死きっかけに立ち上がった60歳 岡山で「2世部会」設立へ

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被爆者の記憶を継承する決意を語る村上佳穂さん=岡山市北区で2020年9月23日午後2時49分、松室花実撮影
被爆者の記憶を継承する決意を語る村上佳穂さん=岡山市北区で2020年9月23日午後2時49分、松室花実撮影

 広島や長崎に原爆が投下されてから75年。県内の被爆者の高齢化が進む中、岡山県原爆被爆者会は被爆者の子どもにあたる被爆2世が参加する「2世部会」の設立に向けて準備を進めている。部会長に就任する予定の村上佳穂(よしお)さん(60)は4年前、長崎で被爆した父を亡くしたことをきっかけに同会の活動に参加した。戦争体験者が年々減少していく状況に「今何もしなかったら悲惨な経験が消えてしまう」と危機感を募らせ、親の記憶を後世に伝える方法を模索している。【松室花実】

 村上さんの父・治さんは15歳のとき、爆心地から800メートルほどの場所で被爆した。祖母や叔父の妻らは原爆で亡くなり、他にも多くの親戚が被爆した。治さんはその後、銀行員になって赴任先の岡山で結婚し、村上さんが生まれた。

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【広島・長崎原爆】

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