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杉田水脈氏 性暴力被害者巡り「女性はいくらでもうそ」 問題発言繰り返す背景とは

衆院予算委員会分科会で質問する自民・杉田水脈氏=国会内で2020年2月25日午後5時8分、川田雅浩撮影

 性的少数者やジェンダーをめぐる寄稿や発言がたびたび問題化してきた自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が、今度は性暴力被害者の相談事業をめぐって「女性はいくらでもウソをつけますから」と発言した。これまでの問題発言を振り返り、その背景を探った。【大迫麻記子/統合デジタル取材センター】

 杉田氏は9月25日に開かれた自民党内の会議で、行政や民間が運営する性暴力被害者のための「ワンストップ支援センター」を全国で増設する方針などを内閣府が説明した際、「女性はいくらでもウソをつけますから」と、被害の虚偽申告があるように受け取れる発言をした。杉田氏は26日午後、自らのブログに「一部報道における私の発言について」と題する記事を投稿し「女性を蔑視する趣旨の発言はしていない」と記しているが、共同通信の取材に対し、複数の会議出席者が杉田氏の発言を認めている。

 杉田氏の主張が大きな問題となったのは2018年、月刊誌「新潮45」(新潮社)に「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題する寄稿をしたのが最初だ。LGBTなど性的少数者について「子どもを作らない、つまり生産性がない」などと記し、差別的だとして批判が殺到。新潮45は休刊に追い込まれ、自民党も「個人的な意見とはいえ、問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現がある」と不適切だったことを認める見解を発表した。

 今年1月には衆院本会議で、選択的夫婦別姓の導入を求める野党議員の質問の最中、本会議場から女性の声で「だったら結婚し…

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大迫麻記子

1999年入社。暮らしや経済、文化・スポーツを中心に、徹底したユーザー目線で「今」を伝えます。

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