秋季高校野球

県大会 東北、サヨナラで決勝 きょう仙台育英と対戦 /宮城

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古川学園にサヨナラ勝ちし、喜ぶ東北ナイン=楽天生命パーク宮城で2020年9月26日、面川美栄撮影 拡大
古川学園にサヨナラ勝ちし、喜ぶ東北ナイン=楽天生命パーク宮城で2020年9月26日、面川美栄撮影

 第73回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞仙台支局など後援)は26日、楽天生命パーク宮城で準決勝2試合があり、仙台育英と東北が決勝進出と秋季東北大会出場を決めた。

 第1試合は仙台育英が五、六回に8本の長短打を浴びせ柴田にコールド勝ち。大会9連覇に王手をかけた。

 接戦の第2試合は1対1で迎えた九回裏、東北の中道が右前適時打を放ち、古川学園にサヨナラ勝ちした。

 仙台育英は9年連続34回目の東北大会進出。東北は5年ぶり43回目の出場となる。

 27日は同球場で、午前9時から東北大会の残り1枠を争う3位決定戦、午後1時から決勝がある。いずれも雨天順延。【面川美栄】


 <楽天生命パーク宮城>

 ▽準決勝

柴田   002000=2

仙台育英 201063=12

 (六回コールド)

 (柴)谷木、日下―舟山

 (仙)松田―木村

▽本塁打 秋山(仙)

▽三塁打 吉野(仙)

▽二塁打 横山、菅野(柴)吉野、渡辺(仙)

古川学園

  000000100=1

  000000101=2

東北

 (古)三浦―小川

 (東)岩佐、小倉―中道

▽二塁打 鈴木(古)


東北・中道隆也選手(2年) 拡大
東北・中道隆也選手(2年)

 ■ズーム

殊勲打、正捕手へアピール 東北・中道隆也選手(2年)

 1―1の同点で迎えた九回裏2死一、二塁。「ここは自分が決めるしかない」。そう自分に言い聞かせ、打席に向かった。富澤清徳監督からは「(バットを)短く持ってコンパクトに振っていけ」と声を掛けられた。

 インコースの直球に狙いを絞り、3球目を芯でとらえた。一塁に向かいながら「抜けてくれ」。打球はライト前に転がり、二塁走者が生還。人生初のサヨナラ打にこん身のガッツポーズを見せた。

 七回にも適時打を放ち勝利に貢献したが、もともと捕手としてのリードやインサイドワークが持ち味。守備重視で起用したという富澤監督は「(勝負強い打撃に)見る目を変えなくちゃいけない」と笑いながら話した。

 試合後、報道陣に囲まれたヒーローは、課題として配球の甘さを挙げるなど、反省も忘れなかった。決勝や東北大会では「ピッチャーを楽にさせてあげたい」と話し、打撃だけでなく守備でもチームを支えるつもりだ。

 チームは5年ぶりの東北大会出場を決め、10年ぶりの秋季県大会優勝に王手をかけた。「試合で結果を残し、(背番号)12番から2番をとれるようにしたい」。正捕手の座に向け、今後も好アピールを続けていく。【面川美栄】

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