メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

時代の風

安倍前首相の評価 遂げた改革一覧に失望=ビル・エモット 英誌「エコノミスト」元編集長

=渡部直樹撮影

 首相の連続在任日数の最長記録を樹立した直後に退陣した安倍晋三前首相をどう評価すべきだろうか。

 第1次政権を含め9年弱に及んだ安倍政権の主な業績を考えると、多くは前任者らが手掛けた政策だった。中央省庁の幹部人事を官邸が握り、一元化したことが政権の業績として挙げられるが、この取り組みは民主党政権時代(2009~12年)に始まっていた。管理するという点では、この政権はメディアからの批判を抑えることにも力を入れていた。

 安倍氏の外交イニシアチブが、日本の国際的な印象、友好関係、米国から自立して活動する能力に重要な変化をもたらした、とも指摘されている。間違いではないが、これらの変化も前の首相たちの時代にさかのぼれる。日本とインドの密接な関係は、森喜朗元首相の時に始まり、後を継いだ小泉純一郎元首相の下で広く注目された。日本と豪州、そして英国との関係も同じだ。「インド洋から太平洋まで民主主義や自由を擁護する」といった…

この記事は有料記事です。

残り1298文字(全文1706文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. FX投資詐欺の疑い7人逮捕 700人から計2億円超だまし取ったか 大阪

  2. 複数選手が脱水症状 プリンセス駅伝でアクシデントが相次ぐ理由とは

  3. バックアップ、5年「OFF」 富士通のマニュアルに誤り 東証システム障害

  4. 83年「形式的任命」政府答弁の維持「答えるのが困難」 内閣府

  5. 外国人苦学生 「進学のため」働き過ぎで失った在留資格 ベトナム人留学生、日本の生活に疲れ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです