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森健の現代をみる

一斉休校で見えた障害児放課後デイの課題は 今回のゲスト 中村尚子さん

対談する森健さん(左)とNPO法人発達保障研究センター常務理事の中村尚子さん=東京都千代田区で7日、吉田航太撮影

 新型コロナ禍で政府は学校の一斉休校に踏み切ったが、障害児が通う特別支援学校と放課後デイサービスも経営が悪化するなどさまざまな影響が出た。「障害のある子どもの放課後保障全国連絡会」副会長で、放課後デイに詳しい中村尚子さんに、ジャーナリストの森健さんが実情と今後の課題を聞いた。【構成・栗原俊雄、撮影・吉田航太】

 森 少子化が進む中で、障害児が通う特別支援学校や特別支援学級の児童生徒は増えています=注<1>。大半が知的障害や発達障害の子どもたちです。保護者らの間にも、子どもの発達のためにも特別な教育の場を求める傾向が広がっている印象がありますが、増加の理由についてどう考えますか。

 中村 義務教育段階で特別支援教育を受ける子どもは現在4%程度です。この割合は10年で倍になっています。確かに、障害についての理解が広がっていることが背景にあります。ただ、現場や研究者の間では「通常学級が窮屈になっているのも大きい」という指摘があります。たとえば「○○学校スタンダード」という言葉が広がっています。ノートの取り方や授業中の姿勢、授業以外でも掃除中はおしゃべり禁止などの細かいルールが示…

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