メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

犠牲者追悼式開く 御嶽山噴火6年 行方不明の大学生の母「何とか帰してあげたい」

[PR]

御嶽山噴火から6年を迎え、追悼式に臨み碑の前に集まる遺族ら。山頂のあたり(奥)は雲がかかって見えなかった=長野県王滝村で2020年9月27日午前10時41分、竹内紀臣撮影

 死者58人、行方不明者5人を出した戦後最悪の火山災害、御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火から6年の27日、ふもとの長野県王滝村の慰霊碑広場で、同村などが主催する犠牲者追悼式が開かれた。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年は遺族や行方不明者家族ら約140人が参加する式の規模を縮小し、65人で実施。参加者は噴火時刻の午前11時52分に黙とうをささげた。晴れた日に御嶽山が眺望できる会場からは、この日は雲がかかって頂上が見えなかったものの、遺族は花を手向け、芳名碑の名前をなぞり故人を惜しんでいた。

 式終了後に報道陣の取材に応じた行方不明の大学生、野村亮太さんの母なつ子さん(59)は「6年は節目でもなく、七回忌もしたくないという切ない気持ちだった。なかなか難しい場所だとは思うけれど、行けるうちは捜しに行って何とか帰してあげたい」と話した。息子の堀口英樹さんを亡くした父純一さん(74)は「岡山から来て、昨日は頂上までは行けなかったけれど山に登ってきた。寂しさは増している」と話した。

 王滝頂上への立ち入り規制は今年8月1日に噴火後初めて解除。遺族や行方不明者家族でつくる「山びこの会」のメンバーも入山している。【竹内紀臣】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 社民・福島党首「党大会すべきでない」 幹事長「招集済み」 立憲合流巡り混迷深まる

  2. NHK、総務省提案の受信料義務化に慎重姿勢 「支払いは視聴者理解のもと」

  3. 菅首相、韓国の差し押さえ資産現金化「極めて深刻な事態招く」 元徴用工問題

  4. 「倒れそう」と職員悲鳴 接触確認アプリで保健所に電話殺到 なぜパンク寸前に?

  5. 「はじめの一歩」船田元 「イエス」だけで固めるなら学術会議の価値がなくなる

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです