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このごろ通信

酒の中の真理を求めて 住吉雅美(法哲学者)

 ◆一階を 変えても二階は そのまんま……、おっと、川柳癖が止まらない。しかし今回は最終回だ。切り替えていこう!

 7月から3カ月、週1の連載であれこれ書いてきた。お誘いを承ったとき、やや不安もあった。祭りは中止で旅行もできない「特別な夏」にはたして毎週書くネタがあるだろうか?と。だが実際やってみると、閉じこもっている分、逆に感性が鋭敏になるのか、普段以上に気づくことが多く、いろいろ書きたいことが見つかった。

 これから毎週続けてみたいのは、酒場巡りかな。酒を愛する哲学者は結構多い。古代ギリシャの哲学者プラトンは「真理は酒の中にある」と言い、中世の教父哲学者アウグスティヌスは「酒は人を魅了する悪魔」と罪悪感と共に讃(たた)えている。近代哲学の幕を開けたデカルトは「私は飲みながら考え、考えながら飲んだ」そうだ。そして近現代の社会学を基礎づけたマックス・ウェーバーはシュナップス(ドイツの強い蒸留酒)を愛飲し…

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