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英月の極楽シネマ

京都の大行寺で住職を務める英月さんが仏教の次に大好きな映画について紹介する。

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望み(2020年、日本) 誰もに現れうる残酷な顔

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映画「望み」=Ⓒ2020「望み」製作委員会
映画「望み」=Ⓒ2020「望み」製作委員会

 誰もがうらやむような幸せな家族が、高校生の息子・規士(ただし)(岡田健史)の失踪をきっかけに壊れていきます。規士がいなくなった日に彼の友人の殺害された遺体が発見されます。目撃情報から何人かの少年が逃げていることが分かり、その後ネット上で「もう1人死んでいる」といううわさが広がります。規士は加害者か被害者か。不安な家族のもとに押し寄せるマスコミ。取材は過熱し、建築家の父・一登(堤真一)の仕事だけでなく、高校受験を控えた妹・雅(清原果耶)にも影響を及ぼします。息子の無実…

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