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黒や白の落ち着いた色合いをした碗(わん)や鉢。陶芸家、山元義宣(よしのり)さん(69)が草津焼を始めて今年で35年。「少なくとも100年は続けたい。新型コロナウイルスぐらいで右往左往してはいられない」と力を込める。【山中宏之】
「草津焼」という名称の陶器は元々、江戸時代に信楽の土を使って草津で作られていたが、現在は途絶えている。山元さんの場合は草津の土を使用。ろくろで形を作り、乾燥させて素焼きする。その後、粒子の細かい土を水に混ぜた「泥(でい)しょう」をかけ再度焼いて完成させる。
草津市岡本町の淡海(おうみ)陶芸研究所では皿や湯飲みだけでなく、ビールやワインカップ、シリアル食品専用の「グラノーラボウル」など新たな商品の開発にも取り組んでいる。
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