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新政権の政策の重点は新型コロナの克服と経済の回復にあり、国民世論はこれを支持している。
しかし、一歩引いて考えてみれば、コロナは、現代の文明社会と人間のありように対し、鋭く深い問いを突きつけている。
この混乱は異常気象や大災害と同様、地球生態系を狂わせた人間の活動の帰結ではないのか? コロナが映し出した大都市の過密とせわしない日常こそ見直すべきではないか?
これらの問いに対する答えは、菅義偉首相と新閣僚が連呼する社会の「デジタル化」「競争促進」や「縦割り行政打破」のリーダーシップによってもたらされるものではない。
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