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NTTは、携帯電話事業を手がけるNTTドコモを完全子会社化する検討に入った。投資額は約4兆円で株式の公開買い付け(TOB)を実施する。通信事業を巡る世界的な競争が激化する中で、次世代通信規格「5G」やIoT(モノのインターネット)など成長事業の展開に向け、グループ一体の経営を推し進める。週内の取締役会で決定する見通し。
TOBが実現すればドコモは上場廃止となる。NTTは2020年3月末時点で、ドコモの6割強の株式を保有しており、TOBによって残る3割強の株式の取得を目指すとみられる。
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