メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

将棋

第79期名人戦A級順位戦 羽生善治九段ー佐藤天彦九段 第7局の2

 羽生のイメージがほとんど変わらないことを昨譜に記したが、ひとつだけ以前と違うと感じるところがある。それは立ち上がる時のぎこちなさだ。以前はすっと立ち上がっていたが、最近はゆっくりと時間をかけて大変そうに立ち上がる。

 思えば羽生は35年以上にわたり長時間座る対局を繰り返し、公式戦の対局は2000を超えている。座り続けることによって蓄積されてきた疲労が羽生に襲い掛かり、肉体が悲鳴を上げていても不思議ではない。少し楽にして待てばいいのにと盤側にいて思うことがあるが、羽生は相手の指し手を待つとき、足を崩さずに正座で待っていることが多い。将棋に対する思いが、羽生の対局姿勢からにじんでいるようにも思われる。

 現代角換わりの研究課題の一つともいえる局面に進んだ。本日終了図の1手前[先]2九飛の局面は前例局が3局ある。65手目まで進んでいるが、まだ定跡手順でもあるわけだ。3局のうち2局は[後]2四歩、1局が本局と同じ[後]2五歩(本日終了図)だった。

この記事は有料記事です。

残り420文字(全文844文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「嵐フェス2020」収録中の花火で神宮球場の試合中断 ジャニーズおわび

  2. 大阪・梅田HEP FIVEで高校生転落し死亡 路上の19歳巻き添え意識不明

  3. 特集ワイド れいわ・山本氏、強気姿勢から現実路線に? インディーズ魂のままで 結党1年余、リーダーの顔に

  4. 「優しく温厚。成人式で会えると…」 大阪・巻き添え死 女子学生の友人が涙

  5. #排除する政治~学術会議問題を考える 行革や効率性で「文句を言う人」飛ばす怖さ 菅政権の新自由主義 重田明大教授

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです