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アベノミクス人気「宿願」安保に利用 異次元緩和「勝ち目」消え 元日銀理事・早川英男氏に聞く

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インタビューに答える東京財団政策研究所の早川英男上席研究員=東京都港区で2020年9月10日、内藤絵美撮影
インタビューに答える東京財団政策研究所の早川英男上席研究員=東京都港区で2020年9月10日、内藤絵美撮影

 「バイ・マイ・アベノミクス」(私のアベノミクスは買いだ)。2013年9月、米ニューヨーク証券取引所で安倍晋三前首相は自信満々に自らの経済政策を訴えた。当時は第2次政権発足から約9カ月、あの頃がアベノミクスの頂点だったのかもしれない。元日本銀行理事で東京財団政策研究所上席研究員の早川英男さん(65)に総括してもらった。

 東京都心を眼下に見下ろす高層ビル34階の会議室。早川さんに向き合うと、安倍前首相の経済政策について、いささか大胆な見方を口にした。「安倍さんは、アベノミクスという、いわば実験的な政策で金融緩和や財政ばらまきをやりました。そこで得た国民の支持を利用して、自分のやりたかった憲法改正などイデオロギー的なことに取り組もうとした」

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