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 今年は10月1日が旧暦の8月15日にあたり、十五夜である。日本では新暦になって祝いにくくなったのか、子供のころも中秋の名月をめでた記憶がない。しかしもちろん江戸時代には「月見」として盛んだった。里芋、柿、栗、ススキを月に供える。吉原では客に月見杯を送った。

 1986年に北京大学にいたのだが、その年は9月18日が十五夜で、大学中が沸き返っているのに驚いた。毎年そうだという。月餅が出回るのもこの時期で、巨大な月餅が各種売られていた。私はその時の日記に「月がぎらぎらとして眼(め)を射る」と書いている。日本の月とは明らかに異なっていた。湿度が違うのである。その日は円明園の廃虚を訪れる予定だったが、頤和園(いわえん)の…

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