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2020年10月1日を調査期日とし、その日時点の人や世帯の状況を調べる今回の国勢調査は、1920年の開始から100年となる節目の調査です。9月中旬から調査書類を配布しており、既に回答を済まされた方もいるかと思います。
国勢調査は、日本に住んでいる全ての人を対象とする我が国で最も重要な統計調査です。調査から、どのようなことが分かるのでしょうか。2015年の前回調査を例に、結果から読み取れる和歌山の姿をいくつか見ていきましょう。
前回調査時、県人口は96万3579人でしたが、このうち15歳以上の就業者数は44万5326人となっています。産業別に就業者数が多いものを順に挙げると、卸売・小売業6万8173人▽医療・福祉6万5219人▽製造業6万3173人▽農林業3万6902人▽建設業3万3388人――となります。医療・福祉分野での就業者数が多いのは、超高齢社会を反映しているためでしょうか。
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